ハキリアリはきりあり

Atta cephalotesNE未評価

ハチ目アリ科に属するハキリアリ類の代表種で、中南米の熱帯域に分布する。働きアリは葉を切り取って巣へ運ぶが、葉そのものを主食にするのではない。巣内で栽培する菌類の培地として葉を使い、その菌を食べる高度な共生関係をもつ。女王、兵アリ、働きアリなどの分業も明瞭である。日本の動物園・昆虫館では、葉の行列と菌園を見せる展示が行われ、社会性昆虫の分業や農耕を学べる見どころとなっている。個体ごとの大きさと役割の違いも見比べられる。

ハキリアリ(参照写真)
写真: Charles J. Sharp / CC BY-SA 4.0 / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
ハチ目(膜翅目) / アリ科 出典
大きさ
体長は3〜20mmと個体によって大きな差があり、大型・中型・小型の働きアリや複数の兵隊アリに分業する
寿命
女王アリは10〜20年以上生きることもあり、昆虫としては長寿
食性
その他 葉そのものは食べず、切り取った葉を巣に運んで特殊な菌(アリタケ)を栽培し、その菌を食料とする
分布
北アメリカ南東部からメキシコ、中南米の熱帯雨林を中心とした地域に広く分布する。 出典

いきものトリビア

  • コロニーの規模は最大500万匹にも達することがあり、単独の女王アリが20年以上君臨する。 出典
  • 巣の中で栽培する菌は「アリタケ」と呼ばれるハラタケ科の仲間で、アリと菌は互いに利益を得る相利共生の関係にある。 出典
  • 一部の働きアリは巣内のゴミ捨て場の管理を専門に担い、病原体にさらされやすいため他の働きアリよりも寿命が短くなるとされる。 出典

会える施設

1施設 ・ 0頭

東京都多摩動物公園東京都1958年開園

昆虫園本館の外国産昆虫展示コーナーでハキリアリを展示 出典

保全ストーリー

保全ステータス

IUCNの評価区分は資料上明確でないためnullとした。

生息域

中南米の熱帯林や開けた土地の地下の大きな巣。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

en.wikipedia.org

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よくある質問

ハキリアリは葉を食べる?
葉は巣内で菌を育てる培地に使い、主にその菌を食べます。 出典
どこに分布する?
中南米の熱帯域に分布します。 出典
葉を運ぶのはなぜ?
巣内で栽培する菌類を育てるためです。 出典
巣にはどんな役割がある?
女王や働きアリなどが分業して暮らします。 出典

出典: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org