ホッキョクギツネほっきょくぎつね

Vulpes lagopusLC軽度懸念

ホッキョクギツネは北極圏のツンドラや海氷周辺に分布するイヌ科の哺乳類である。厳しい寒さに耐える厚い毛と短い耳を持ち、冬は白、夏は褐色から灰褐色の毛になる個体が多い。レミングなどの小型哺乳類、鳥、卵、死肉などを食べる。日本の動物園では、季節で変わる被毛や雪上を移動するための体のつくりを観察できる。IUCNではLCだが、気候変動や地域による個体群減少は、北極の環境変化を考える入口になる。足裏の毛も雪上での生活に役立っている。

ホッキョクギツネ(参照写真)
写真: Hobboto4ek (Ольга Яковлевна Куликова / Olga Y. Kulikova) / CC BY-SA 4.0 / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
食肉目 / イヌ科 出典
大きさ
体長 約46〜68cm、尾長 約26〜42cm
体重
オス平均約3.5kg(2.9〜9.4kg)、メス平均約2.9kg(1.4〜3.2kg)
寿命
野生下 幼獣期を過ぎた後の平均は3〜4年で、まれに11年に達する個体もいる。飼育下の最長記録は16年
食性
雑食 レミングやハタネズミ、ワモンアザラシの幼獣、魚、水鳥、海鳥のほか、ベリー類や海藻、腐肉、昆虫も食べる雑食性の日和見採食者
活動
一年を通じて活動し冬眠はしないが、冬季は行動量を減らしてエネルギーを節約する
分布
北極圏のツンドラ地帯に周極的に分布し、グリーンランド、ロシア、カナダ、アラスカ、スヴァールバル諸島、北欧など北半球の極北域に広く生息する。 出典

いきものトリビア

  • 被毛は哺乳類の中で最も断熱性が高いとされ、冬毛は夏毛の2倍近い厚さになり、外気が氷点下でも体温を約38℃前後に保つことができる。 出典
  • 白色型と青色(灰褐色)型という遺伝的に異なる2つの毛色タイプがあり、白色型は冬になると全身が真っ白になって雪原に溶け込む。 出典
  • 追跡調査では、1歳のメス1頭がスヴァールバル諸島からエルズミア島まで76日間で3,506kmを移動し、1日平均46km、最大で1日155kmを移動した記録がある。 出典

会える施設

2施設 ・ 0頭

旭川市旭山動物園北海道1967年開園

旭川市旭山動物園のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

釧路市動物園北海道JR釧路駅から阿寒バスで約55分、または自動車・タクシー・レンタカーで約27分(18km)。

釧路市動物園のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

保全ストーリー

保全ステータス

IUCNではLCですが、気候変動は北極圏の生態系に影響します。

生息域

北極圏のツンドラ、海氷周辺、海岸。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

ja.wikipedia.org

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よくある質問

ホッキョクギツネは冬に白くなる?
多くの個体は冬毛が白く、夏毛は褐色から灰褐色になります。 出典
ホッキョクギツネは何を食べる?
レミングなどの小型哺乳類、鳥、卵、死肉などを食べます。 出典
寒さに強い理由は?
厚い毛と短い耳など、寒冷地に適応した体を持ちます。 出典
絶滅危惧種?
種全体のIUCNカテゴリはLCです。 出典

出典: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org