オオヒキガエルおおひきがえる

Rhinella marinaLC軽度懸念

オオヒキガエルはヒキガエル科の大型の無尾類で、中南米原産である。成虫は目の後ろに大きな耳腺を持ち、刺激を受けると有毒な分泌物を出す。昆虫をはじめ幅広い動物を食べ、夜間に活動する。サトウキビ害虫の防除目的で各地へ導入されたが、オーストラリアなどでは在来生態系に影響する侵略的外来種となった。日本の動物園・水族館では、導入生物が生態系に及ぼす影響、毒を持つ動物の安全な観察方法を学ぶ展示として重要である。

オオヒキガエル(参照写真)
写真: C. Brück / CC BY-SA 4.0 / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
無尾目 / ヒキガエル科 出典
大きさ
体長はオス8.9〜12.4cm、メス8.8〜15.5cm、原産地では最大22cmに達する個体も記録されている
寿命
野生下で10〜15年、飼育下では35年生きた記録もある
食性
雑食 昆虫や節足動物、ミミズを中心に、他のカエル、小型爬虫類、小型哺乳類、鳥類、ペットフードやゴミまで食べる貪欲な雑食性
活動
夜行性で、日中は石や倒木の下で休む
分布
原産地はメキシコから中米、南米北部にかけて。害虫駆除目的での移入によりオーストラリア、ハワイ、フロリダ、フィリピン、日本(小笠原諸島、大東諸島、八重山諸島)など世界各地に侵略的外来種として定着している。 出典

いきものトリビア

  • 1935年にサトウキビの害虫駆除を目的にハワイからオーストラリアへ102匹が持ち込まれたが、標的の甲虫は植物の上部に生息し飛べないヒキガエルは駆除に失敗、1937年3月までに幼体だけで6万2千匹に増殖した。 出典
  • 皮膚と耳腺からブフォトキシンという強力な毒を分泌し、目に入ると失明の恐れがあり、大量摂取は心臓麻痺を招くこともある。卵やオタマジャクシも同様に有毒。 出典
  • オーストラリアではオオトカゲやヘビ、ワニなど在来の捕食者がこの毒に対する耐性を持たず捕食して死亡する例が相次ぎ、カカドゥ国立公園ではフクロネコの地域絶滅とも関連付けられている。世界の侵略的外来種ワースト100にも数えられる。 出典

会える施設

1施設 ・ 0頭

名古屋市東山動物園愛知県1937年開園

名古屋市東山動物園のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

保全ストーリー

保全ステータス

原産地でのIUCN評価はLC(低懸念)です。一方、導入先では生態系への影響を抑える対策が課題です。

生息域

原産地の熱帯・亜熱帯の森林、草地、水辺。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

ja.wikipedia.org en.wikipedia.org

保全を応援する

推している生きものたちの毎日を、会いに行くことからちょっと応援できます。

会いに行く
訪れること自体が、施設を支える応援になります。
動物サポーター・寄付
各施設の公式サイトから、応援できる方法を探せます。
ふるさと納税
自治体運営の園では、公式情報から案内されることがあります。

よくある質問

オオヒキガエルの原産地は?
中南米が原産です。 出典
なぜオーストラリアにいる?
サトウキビ害虫の防除目的で導入されました。 出典
毒を持つ?
目の後ろの耳腺から有毒な分泌物を出します。 出典
絶滅危惧種?
IUCNではLC(低懸念)に分類されています。 出典

出典: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org