モウドクフキヤガエルもうどくふきやがえる

Phyllobates terribilisEN絶滅危惧IB類

モウドクフキヤガエルはヤドクガエル科の無尾類で、コロンビア太平洋岸の湿潤な熱帯林に固有である。鮮やかな黄や黄緑、橙色の体は、皮膚に含むバトラコトキシンへの警戒色として働く。毒性は野生で食べる小型節足動物に由来すると考えられ、飼育下で育った個体では毒性が失われる。日本の動物園・水族館では、明るい体色と日中に動く姿を見やすく、熱帯林の消失が希少種に及ぼす影響を学べる展示となる。飼育環境ではむやみに触れずに観察する。

モウドクフキヤガエル(参照写真)
写真: Fungus Guy / CC BY-SA 4.0 / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
無尾目 / ヤドクガエル科 出典
大きさ
体長5〜6cmで、フキヤガエル属(Phyllobates)の中で最大種
体重
成体でおよそ30g
食性
昆虫食 アリ類を中心に昆虫や小型節足動物を捕食する動物食で、この食性由来のアルカロイド毒を皮膚に蓄積する
活動
昼行性で単独性が強く、待ち伏せ型の狩りを行う
分布
コロンビア太平洋岸のカウカ県・バジェ・デル・カウカ県にのみ生息する固有種で、生息範囲は5,000平方km未満と極めて狭い。 出典

いきものトリビア

  • 1匹の体内に含まれるバトラコトキシンは約1mgとされるが、これはヒト10〜20人分、あるいはアフリカゾウ2頭分に相当する致死量とされるほど強力である。 出典
  • バトラコトキシンは体内に入るとナトリウムチャネルを開放させ続けて筋肉を強制的に収縮させ、心停止を引き起こすが、本種自身の筋肉や神経はこの毒に対する耐性を進化させている。 出典
  • コロンビアの先住民エンベラ族はこのカエルの毒を吹き矢の先端に塗って狩猟に用いており、この利用法が「フキヤガエル」という名前の由来になっている。 出典

会える施設

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公式情報で在籍が確認できた個体・施設を順次追加しています。

保全ストーリー

保全ステータス

IUCNでEN(絶滅危惧種)です。狭い分布域の熱帯林を守ることが重要です。

生息域

コロンビア太平洋岸低地の湿潤な熱帯雨林。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

ja.wikipedia.org en.wikipedia.org

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よくある質問

モウドクフキヤガエルは毒を持つ?
野生個体の皮膚には強いバトラコトキシンが含まれます。 出典
飼育下の個体にも毒がある?
自然の餌を食べない飼育下個体は、毒性を失うとされています。 出典
絶滅危惧種?
IUCNではEN(絶滅危惧種)に分類されています。 出典
どこに分布する?
コロンビア太平洋岸の湿潤な熱帯林に固有です。 出典

出典: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org