オオヤマネコおおやまねこ
Lynx lynxLC軽度懸念
オオヤマネコは食肉目ネコ科オオヤマネコ属に属する大型のヤマネコで、ヨーロッパからロシア、中国北部までの森林や山地に分布する。短い尾の先端、耳の房毛、冬に雪の上を歩くために広がる足が特徴である。単独で行動し、ノウサギ類、げっ歯類、鳥類、ときには小型の有蹄類を捕食する。日本には野生分布しない。動物園では耳の房毛、厚い季節毛、静かに獲物へ近づくような歩き方を見られる。繁殖は地域個体群を考慮した飼育計画のもとで行われる。
オオヤマネコ(参照写真)
いきものデータ
- 分類
- 食肉目 / ネコ科 出典
- 大きさ
- 体長(尾を除く) オス 約76〜106cm・メス 約73〜99cm、尾長 約11〜25cm
- 体重
- オス 約11.7〜29kg、メス 約13〜21kg(ロシアの個体群では最大32kgに達する例も報告される一方、フェノスカンジア以西の個体群はより小型)
- 寿命
- 野生下 平均5年ほどだが幼獣の死亡率が高いため個体差が大きく、最大17年生きた記録もある。飼育下の最長記録は24年
- 食性
- 肉食 アカシカ・ニホンジカ・シベリアノロジカなど小型〜中型有蹄類や大型有蹄類の幼獣を中心に食べる肉食性で、ノウサギ類・鳥類・齧歯類・両生類・魚類も捕食する。春〜秋は小型の獲物、冬は大型の獲物を狙う傾向がある
- 活動
- 主に夜行性で、日中は密生した藪などに隠れて休む
- 分布
- スカンジナビア半島からロシア、中央アジア、シベリア、チベット高原、ヒマラヤにかけて広く分布する。ヨーロッパの一部地域では絶滅していたが、イタリア・オーストリア・スロベニア・ドイツ・チェコ・フランスなどで再導入が進められている。 出典
いきものトリビア
会える施設
4施設 ・ 0頭
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保全ストーリー
保全ステータス
種全体はIUCNレッドリストで低懸念(LC)だが、地域によっては減少している。
生息域
ヨーロッパから北・中央アジアの森林と山地。
脅威
- 森林の分断
- 密猟
- 道路による死亡
保全・繁殖の取り組み
- 生息地と移動回廊の保全
- 地域個体群の再導入と監視
- 飼育下での個体群管理
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