フェネックふぇねっく
Vulpes zerdaLC軽度懸念
北アフリカや中東の砂漠地帯に生息する食肉目イヌ科の動物で、体重1〜2kgとイヌ科最小とされる。最大の特徴は放熱の役割を果たす大きな耳で、夜行性で日中の暑さや夜間の冷気を避けるため巣穴を掘って暮らす。日本動物園水族館協会(JAZA)加盟の全国13施設で飼育されており、京都市動物園・埼玉県こども動物自然公園・市川市動植物園などで会える。IUCNレッドリストでは軽度懸念(LC)に分類されている。
フェネック(参照写真)
いきものデータ
- 分類
- 食肉目 / イヌ科 出典
- 大きさ
- 体長 約30〜41cm、耳長 約9〜10cm、尾長 約23〜25cm。イヌ科の中で最小の種
- 体重
- 約1〜2kg
- 寿命
- 野生下 最大10年、飼育下 12〜14年ほど(出典によりオス14年・メス13年とする資料もある)
- 食性
- 雑食 小型哺乳類、鳥類やその卵、爬虫類(ヤモリ・スキンクなど)、昆虫、植物の葉・根・果実などを食べる雑食性で、単独で狩りを行い獲物に含まれる水分から水分を補給する
- 活動
- 夜行性で、暑さを避け水分損失を抑えるため涼しい夜間に活発になるが、午前中に日光浴をすることもある
- 分布
- 北アフリカのサハラ砂漠一帯に分布し、アルジェリア・エジプト・スーダン・チャド・チュニジア・ニジェール・マリ・モーリタニア・モロッコ・リビアなどに生息する。 出典
いきものトリビア
会える施設
4施設 ・ 0頭
埼玉県こども動物自然公園埼玉県1980年開園
北アフリカ・サハラ砂漠全域などの分布を紹介して展示。 出典
保全ストーリー
保全ステータス
IUCNは軽度懸念(LC、2015年評価)に分類。1985年からワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されている。
生息域
サハラ砂漠の砂丘や乾燥した砂地を主な生息地とし、深い巣穴を掘って暮らす。
脅威
- 道路建設・舗装や油田開発・採掘に伴う生息地の攪乱
- 交通事故
- ペット用・展示用としての捕獲
保全・繁殖の取り組み
- 1985年からワシントン条約附属書IIに掲載され国際取引が規制されている
- モロッコ・西サハラ・アルジェリア・チュニジア・エジプトなどで法的に保護されている
保全を応援する
推している生きものたちの毎日を、会いに行くことからちょっと応援できます。
- 会いに行く
- 訪れること自体が、施設を支える応援になります。
- 動物サポーター・寄付
- 各施設の公式サイトから、応援できる方法を探せます。
- ふるさと納税
- 自治体運営の園では、公式情報から案内されることがあります。
よくある質問
- フェネックは日本のどこで会える?
- 日本動物園水族館協会(JAZA)加盟の全国13施設で飼育されている。京都市動物園・埼玉県こども動物自然公園・市川市動植物園などが代表的な飼育施設。 出典
- フェネックはどんな体の特徴を持つ?
- 体重1〜2kgでイヌ科最小とされ、最大の特徴は放熱の役割を果たす大きな耳。夜行性で、日中の暑さや夜間の冷気を避けるため巣穴を掘って暮らす。 出典
- 市川市動植物園のフェネックは?
- メスの「いなり」(毛色が薄くつり目)とオスの「コン太郎」(毛色が濃く丸目)の2頭がおり、臆病な性格のため当初は情報発信を控えていたが、環境に慣れて放飼場で過ごす時間が長くなった。 出典
- フェネックは絶滅危惧種?
- IUCNレッドリストでは軽度懸念(LC)に分類されている。生息域全体にわたる大きな脅威は確認されていない。 出典
出典: zoo.city.kyoto.lg.jp www.parks.or.jp www.city.ichikawa.lg.jp www.iucnredlist.org