タイリクオオカミたいりくおおかみ

Canis lupusLC軽度懸念

タイリクオオカミは食肉目イヌ科イヌ属に属し、北半球の広い地域に分布する大型のイヌ科動物である。一般に家族を中心とした群れで暮らし、仲間との鳴き声、姿勢、においによるコミュニケーションを行う。地域によってシカ類、ウサギ類、げっ歯類など多様な獲物を食べる。日本の動物園では、群れの中での距離感や相互のやりとり、遠吠え、季節による被毛の変化を観察できる。飼育下では群れの構成と繁殖を慎重に管理し、野生動物の生態を伝える展示にも活用される。

タイリクオオカミ(参照写真)
写真: Wilfredor / CC0 / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
食肉目 / イヌ科 出典
大きさ
100〜160cm(体高60〜90cm)
体重
25〜50kg(雄は雌より10〜20%大きい)
寿命
野生 5〜10年(まれに10年以上)/ 飼育下 平均15年ほど、動物園での最長記録20年
食性
肉食 シカ、イノシシ、野生のヒツジ・ヤギ、バイソンなどの有蹄類を狩る肉食性。小動物や家畜を捕食することもある
活動
主に夜行性で、特に冬季は一晩中狩りを行い長距離を移動する
分布
ユーラシア大陸と北アメリカの北半球に広く分布するが、人間による駆除で現在の分布域は歴史的な範囲の3分の1程度まで縮小した。日本では絶滅している。 出典

いきものトリビア

  • 群れは基本的に一対の親とその子どもからなる家族集団で構成され、かつて広まった「アルファ・ベータ」序列説は現在では時代遅れとされている。 出典
  • つがいは生涯連れ添う一夫一妻制をとることが多い。 出典
  • 多摩動物公園は国内で亜種ヨーロッパオオカミを飼育する唯一の施設で、2001年から飼育を開始し2026年4月に園内初となる繁殖個体が誕生した。 出典

会える施設

2施設 ・ 0頭

東京都多摩動物公園東京都1958年開園

亜種ヨーロッパオオカミを飼育。国内でこの亜種を飼育する唯一のJAZA施設 出典

鹿児島市平川動物公園鹿児島県JR指宿枕崎線「五位野駅」から徒歩約20分、またはバスで「福平農協前」から「谷山・動物園行き」に乗車し終点下車。

亜種シンリンオオカミ(Canis lupus lycaon)を飼育 出典

保全ストーリー

保全ステータス

種全体はIUCNレッドリストで低懸念(LC)だが、地域個体群には保全課題がある。

生息域

北半球の森林、草原、ツンドラ、山地など。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

ja.wikipedia.org en.wikipedia.org

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よくある質問

タイリクオオカミは群れで暮らす?
家族を中心とした群れをつくり、協力して行動することがあります。 出典
タイリクオオカミは何を食べる?
地域によってシカ類、ウサギ類、げっ歯類などを食べます。 出典
タイリクオオカミと犬は仲間?
イヌ科イヌ属に属し、イヌはオオカミと近い関係にあります。 出典
タイリクオオカミは絶滅危惧種?
種全体はIUCNレッドリストで低懸念(LC)です。 出典

出典: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org