コモドオオトカゲこもどおおとかげ

Varanus komodoensisEN絶滅危惧IB類

オオトカゲ科最大の現生種で、インドネシアのコモド島など小スンダ列島の一部にのみ分布します。筋肉質な体、長い尾、鋭い爪と歯をもち、腐肉も含めてさまざまな動物を食べます。舌を出して空気中のにおいを捉える行動は、展示でも観察しやすい特徴です。日本の動物園では限られた施設で飼育され、体の大きさや頭部のうろこを近くで見られる貴重な機会になります。島に限られた生息地を守ることが、野生個体の将来を左右します。展示では、体のつくりと暮らし方を結び付けて観察すると理解が深まります。

コモドオオトカゲ(参照写真)
写真: Midori / CC BY-SA 3.0 / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
有鱗目 / オオトカゲ科 出典
大きさ
全長200〜300cm(頭胴長70〜130cm)、オスは最大で約3mに達する
体重
通常約70kg、大型個体では90kgを超えることもあり、飼育下最大個体は166kgの記録がある
寿命
野生下で最大約30年。飼育下でも30年前後生きる個体が多く、ロサンゼルス動物園の「Fluffy」は約33年生きた記録が残る
食性
肉食 成体はイノシシやシカ、野生化したスイギュウやヤギなど大型哺乳類を待ち伏せて捕食し、死肉も食べる。幼体は昆虫や鳥、鳥卵、小型爬虫類を食べる
活動
昼行性
分布
インドネシアのコモド島、リンチャ島、ギリ・ダサミ島、ギリ・モタン島、フローレス島南部にのみ生息する固有種で、更新世まではオーストラリア大陸にも分布していたことが化石から分かっている。 出典

いきものトリビア

  • 長らく「口内の細菌で獲物を弱らせる」と考えられていたが、2009年にメルボルン大学の研究チームが下顎に毒腺を持ち、血液凝固を阻害する毒を分泌していることを突き止めた。 出典
  • 2006年にイギリスの動物園で、オスと一度も接触したことのないメスが受精なしに産卵し孵化に至る単為生殖の事例が確認された。産まれた子はすべてオスだった。 出典
  • 幼体は共食いする成体から身を守るため、孵化後の数年間を樹上で過ごし、さらに他の動物の糞にまみれて自分の匂いを消すという行動を取る。 出典

会える施設

3施設 ・ 0頭

札幌市円山動物園北海道1951年開園

札幌市円山動物園のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

名古屋市東山動物園愛知県1937年開園

名古屋市東山動物園のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

東京都恩賜上野動物園東京都1882年開園

コモドオオトカゲのWikipedia記事に飼育施設として記載 出典

保全ストーリー

保全ステータス

IUCNでEN(絶滅危機)。島嶼固有の分布が保全上の弱点です。

生息域

インドネシア小スンダ列島の乾燥した森林、草原、海岸。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

ja.wikipedia.org

保全を応援する

推している生きものたちの毎日を、会いに行くことからちょっと応援できます。

会いに行く
訪れること自体が、施設を支える応援になります。
動物サポーター・寄付
各施設の公式サイトから、応援できる方法を探せます。
ふるさと納税
自治体運営の園では、公式情報から案内されることがあります。

よくある質問

コモドオオトカゲはどこにすんでいる?
インドネシアの小スンダ列島の一部に分布します。 出典
何を食べる?
腐肉を含め、さまざまな動物を食べます。 出典
なぜ舌を出す?
においの情報を集め、獲物や周囲を探るためです。 出典
絶滅危惧種?
IUCNではEN(絶滅危機)です。 出典

出典: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org