キタオットセイきたおっとせい
Callorhinus ursinusVU危急種
北太平洋・ベーリング海に分布するアシカ科(オットセイ亜科)の海生哺乳類で、冬季には日本沿岸へ回遊・漂着する。他のアシカ類に比べて密で豊かな下毛(アンダーファー)と、とがった鼻先・大きな後ろあしが目印。オスは体長約2.1m・体重最大約270kg、メスは約1.3mと性差が大きい。かつて毛皮目的の乱獲で激減した歴史を持ち、国内の飼育は野生保護個体を中心に少数にとどまる。
キタオットセイ(参照写真)
いきものデータ
いきものトリビア
保全ストーリー
保全ステータス
IUCNレッドリストでVulnerable(危急種)に分類されている。プリビロフ諸島個体群は特に「Depleted(枯渇)」に指定されており、1970年代以降産仔数が約50%減少した。
生息域
北太平洋、オホーツク海、ベーリング海の亜寒帯海域とその周辺の島々を繁殖地とする。
脅威
- 毛皮目的の過度な狩猟の歴史
- シャチによる捕食増加や漁業との競合の可能性(科学的合意はまだ得られていない)
- 混獲
保全・繁殖の取り組み
- 1911年の北太平洋オットセイ条約による国際的な捕獲規制
- 1985年の商業捕獲の全面禁止
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