キタオットセイきたおっとせい

Callorhinus ursinusVU危急種

北太平洋・ベーリング海に分布するアシカ科(オットセイ亜科)の海生哺乳類で、冬季には日本沿岸へ回遊・漂着する。他のアシカ類に比べて密で豊かな下毛(アンダーファー)と、とがった鼻先・大きな後ろあしが目印。オスは体長約2.1m・体重最大約270kg、メスは約1.3mと性差が大きい。かつて毛皮目的の乱獲で激減した歴史を持ち、国内の飼育は野生保護個体を中心に少数にとどまる。

キタオットセイ(参照写真)
写真: U.S. Fish and Wildlife Service / Public domain / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
食肉目 / アシカ科 出典
大きさ
体長 オス最大約210cm、メス最大約150cm
体重
オス180〜270kg、メス50kg前後
寿命
オス約15年 / メス約30年
食性
魚食 スケトウダラ・ハダカイワシ・カタクチイワシ・イカなどを単独で捕食する魚食性
分布
北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に広く分布し、繁殖地はコマンドル諸島・千島列島・プリビロフ諸島など。個体数は約110万頭と推定され、その半数近くがアラスカのプリビロフ諸島で繁殖する。 出典

いきものトリビア

  • オスはメスの3〜5倍の体重に達する極端な性的二型を示し、繁殖期には首まわりの体毛がたてがみ状に伸びる。 出典
  • 1911年の北太平洋オットセイ条約は、野生生物の保全を目的とした初の国際条約とされる。 出典
  • サン・ミゲル島の個体群を除き、冬季には南方へ長距離の回遊を行う。 出典

ふくしま海洋科学館福島県2000年開園

公式に飼育個体を紹介。野生保護の実績を持つ。 出典

市立玉野海洋博物館岡山県1953年開園

渋川マリン水族館として展示。西日本では希少な飼育館。 出典

青森県営浅虫水族館青森県1983年開園

2018年に三沢海岸で保護した個体を含め複数頭を飼育。 出典

保全ストーリー

保全ステータス

IUCNレッドリストでVulnerable(危急種)に分類されている。プリビロフ諸島個体群は特に「Depleted(枯渇)」に指定されており、1970年代以降産仔数が約50%減少した。

生息域

北太平洋、オホーツク海、ベーリング海の亜寒帯海域とその周辺の島々を繁殖地とする。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

ja.wikipedia.org en.wikipedia.org

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よくある質問

キタオットセイは日本のどこで会える?
アクアマリンふくしま、渋川マリン水族館、浅虫水族館などで飼育されている。アクアマリンふくしまは野生保護の実績も持つ。 出典
キタオットセイの見分け方は?
密で豊かな下毛、とがった鼻先、大きな後ろあしが目印。アシカ科なので外耳があり、後ろあしを前へ折り返して歩ける。 出典
キタオットセイの大きさは?
オスは体長約2.1m、体重は最大約270kgに達する。メスは約1.3mで、雌雄で大きさが大きく異なる。 出典

出典: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org www.iucnredlist.org