カリフォルニアアシカ
識別標本 california-sea-lion
カリフォルニアアシカかりふぉるにああしか
Zalophus californianusLC軽度懸念
- 全長
- 約1.8〜2.4m
- 見分けの決め手
- 水族館ショーの主役。全身が濃い茶色で、オスは額が盛り上がる。よく響く高い声で吠え、器用に芸をこなす。外耳があり四本足で歩ける。
- おもな生息域
- 北米西岸〜ガラパゴス
識別ガイド 05種
「アシカとアザラシ、どっちがどっち?」——水族館で一番よく聞かれる質問かもしれません。ひれ状の四肢を持つ海の哺乳類「鰭脚類」は、耳たぶの有無と後ろあしの使い方を見れば、アシカ科・アザラシ科・セイウチ科の3グループに分けられます。ショーで活躍するアシカやオットセイ、寝そべるアザラシ、牙を持つセイウチ——見分けの決め手をまとめました。
4手順
小さくても外に飛び出た耳たぶ(外耳)があればアシカ科(アシカ・オットセイ・トド)。耳の穴だけで耳たぶがなければアザラシ科。巨大な牙があればセイウチ。
後ろあしを前に折り返して四本足で歩き、上体を起こせるのはアシカ科。後ろあしが後ろに伸びたままで、陸では芋虫のように這うのがアザラシ科。
大きく(オスは1トン近い)ずんぐりして低く吠えるのがトド。全身が濃い茶色でふさふさの毛皮、鼻先がとがるのがオットセイ。中型でショーの主役、高い声で鳴くのがカリフォルニアアシカ。
灰色に黒い斑点でずんぐり、陸で這うのがゴマフアザラシ。体重1トンを超え、長い牙としわ深い体を持つのがセイウチ。
3種
カリフォルニアアシカ
識別標本 california-sea-lion
Zalophus californianusLC軽度懸念
トド
キタオットセイ
識別標本 northern-fur-seal
Callorhinus ursinusVU危急種
1種
ゴマフアザラシ
識別標本 spotted-seal
Phoca larghaLC軽度懸念
1種
セイウチ
識別標本 walrus
Odobenus rosmarusVU危急種
2組
水族館で一番よく聞かれる違い。耳と歩き方で一発。
| 項目 | カリフォルニアアシカ | ゴマフアザラシ |
|---|---|---|
| 耳たぶ(外耳) | 小さくても外に飛び出た耳たぶがある | 耳の穴だけで耳たぶがない |
| 陸での動き | 後ろあしを前に返し、四本足で歩き上体を起こす | 後ろあしは後ろに伸びたまま、芋虫のように這う |
| 前あし | 大きく、体を支えて立てる | 小さく、爪がある |
| 水族館での姿 | ショーで芸をする | プールで泳ぎ、岩で寝そべる |
同じアシカ科の3種。大きさと毛・鼻先で見分ける。
| 項目 | カリフォルニアアシカ | トド | キタオットセイ |
|---|---|---|---|
| 大きさ | オス約2.4m | オス約3m・1トン近く(最大) | オス約2.1m(小柄) |
| 毛と見た目 | 短い毛・濃い茶色 | 首にたてがみ状の粗い毛・明るい黄褐色 | 密でふさふさの毛皮・とがった鼻先 |
| 生息域 | 北米西岸〜ガラパゴス | 北太平洋・オホーツク海 | 北太平洋・ベーリング海 |
ガイド本文: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org / 写真: 各カードのCommons出典リンクを参照。