識別ガイド 05種

Sea Lions, Seals, Fur Seals, and Walruses

"Is that a sea lion or a seal?" may be the question asked most often at aquariums. Pinnipeds — marine mammals with flipper-like limbs — fall into three families you can separate by their ears and the way they use their hind flippers.

見分け方の手順

4手順

  1. まず耳たぶを見る

    小さくても外に飛び出た耳たぶ(外耳)があればアシカ科(アシカ・オットセイ・トド)。耳の穴だけで耳たぶがなければアザラシ科。巨大な牙があればセイウチ。

  2. 後ろあしの使い方で確かめる

    後ろあしを前に折り返して四本足で歩き、上体を起こせるのはアシカ科。後ろあしが後ろに伸びたままで、陸では芋虫のように這うのがアザラシ科。

  3. アシカ科の中を見分ける

    大きく(オスは1トン近い)ずんぐりして低く吠えるのがトド。全身が濃い茶色でふさふさの毛皮、鼻先がとがるのがオットセイ。中型でショーの主役、高い声で鳴くのがカリフォルニアアシカ。

  4. アザラシとセイウチを仕上げる

    灰色に黒い斑点でずんぐり、陸で這うのがゴマフアザラシ。体重1トンを超え、長い牙としわ深い体を持つのがセイウチ。

アシカ科(耳たぶがあり、四足で歩ける)

3種

California Sea Lion
Photo: Rhododendrites / CC BY-SA 4.0 / Source / cropped

識別標本 california-sea-lion

California Sea Lionカリフォルニアアシカ

Zalophus californianusLC— Least Concern

全長
約1.8〜2.4m
見分けの決め手
水族館ショーの主役。全身が濃い茶色で、オスは額が盛り上がる。よく響く高い声で吠え、器用に芸をこなす。外耳があり四本足で歩ける。
おもな生息域
北米西岸〜ガラパゴス
Steller Sea Lion
Photo: Early T, U.S. Fish and Wildlife Service / Public domain / Source / cropped

識別標本 steller-sea-lion

Steller Sea Lionトド

Eumetopias jubatusNT— Near Threatened

全長
約2.5〜3.3m
見分けの決め手
アシカ科で最大。オスは体重1トン近くにもなり、首まわりのたてがみ状の粗い毛と低い咆哮が特徴。北の海に暮らす。
おもな生息域
北太平洋・オホーツク海・日本海北部
Northern Fur Seal
Photo: U.S. Fish and Wildlife Service / Public domain / Source / cropped

識別標本 northern-fur-seal

Northern Fur Sealキタオットセイ

Callorhinus ursinusVU— Vulnerable

全長
約1.4〜2.1m
見分けの決め手
全身をおおう密で豊かな毛皮と、とがった鼻先・大きな後ろあしが目印。アシカより小顔でふさふさとした印象。
おもな生息域
北太平洋・ベーリング海

アザラシ科(耳たぶがなく、陸では這う)

1種

Spotted Seal
Photo: NOAA Fisheries / Public domain / Source / cropped

識別標本 spotted-seal

Spotted Sealゴマフアザラシ

Phoca larghaLC— Least Concern

全長
約1.7m前後
見分けの決め手
灰色の体に黒い斑点が散る、日本で最も多く飼われるアザラシ。耳たぶがなく、陸では体をくねらせて這う。
おもな生息域
オホーツク海・ベーリング海・日本海

セイウチ科(長い牙)

1種

Walrus
Photo: Captain Budd Christman, NOAA Corps / Public domain / Source / cropped

識別標本 walrus

Walrusセイウチ

Odobenus rosmarusVU— Vulnerable

全長
約2.5〜3.5m
見分けの決め手
長い牙としわの深い分厚い体。体重は1トンを超え、口ひげで海底の貝を探す。鰭脚類で唯一の牙を持つ大型種。
おもな生息域
北極海の周辺

そっくり種の見分け

2組

アシカ と アザラシ

水族館で一番よく聞かれる違い。耳と歩き方で一発。

項目カリフォルニアアシカゴマフアザラシ
耳たぶ(外耳) 小さくても外に飛び出た耳たぶがある 耳の穴だけで耳たぶがない
陸での動き 後ろあしを前に返し、四本足で歩き上体を起こす 後ろあしは後ろに伸びたまま、芋虫のように這う
前あし 大きく、体を支えて立てる 小さく、爪がある
水族館での姿 ショーで芸をする プールで泳ぎ、岩で寝そべる

カリフォルニアアシカ・トド・キタオットセイ

同じアシカ科の3種。大きさと毛・鼻先で見分ける。

項目カリフォルニアアシカトドキタオットセイ
大きさ オス約2.4m オス約3m・1トン近く(最大) オス約2.1m(小柄)
毛と見た目 短い毛・濃い茶色 首にたてがみ状の粗い毛・明るい黄褐色 密でふさふさの毛皮・とがった鼻先
生息域 北米西岸〜ガラパゴス 北太平洋・オホーツク海 北太平洋・ベーリング海

出典

ガイド本文: ja.wikipedia.org en.wikipedia.org / 写真: 各カードのCommons出典リンクを参照。