識別ガイド 02種

ラッコとカワウソの見分け方

どちらもイタチの仲間で、水辺で人気のラッコとカワウソ。混同されがちですが、暮らす場所と大きさ、姿勢を見ればすぐに見分けられます。ラッコは一生を海で過ごし、コツメカワウソは川辺や陸を群れで活発に動き回ります。

見分け方の手順

3手順

  1. いる場所と姿勢で大別

    水面に仰向けでプカプカ浮かんでいればラッコ。陸や浅瀬をちょこちょこ歩き回り、群れで動いていればコツメカワウソ。

  2. 大きさをくらべる

    ラッコは体長1mを超え体重30kg前後と大きい。コツメカワウソは1m未満・数kgと小さく、細長いイタチ体型。

  3. 顔と手で仕上げる

    ラッコは丸顔で、石を道具に貝を割るのが得意。後ろあしはヒレ状。コツメカワウソは名のとおり爪が小さく、器用な前足で餌をつかむ。

海にすむ大型(ラッコ)

1種

ラッコ
写真: Mike Baird from Morro Bay, USA / CC BY 2.0 / 出典 / トリミング表示

識別標本 sea-otter

ラッコらっこ

Enhydra lutrisEN絶滅危惧IB類

体長
約1〜1.4m
見分けの決め手
一生を海で過ごし、仰向けに浮いてお腹の上で石を使い貝を割る。哺乳類で最も密な毛皮を持ち、後ろあしはヒレ状。
おもなすみか
北太平洋の沿岸

川辺の小型(カワウソ)

1種

コツメカワウソ
写真: Animalculum / CC BY 4.0 / 出典 / トリミング表示

識別標本 small-clawed-otter

コツメカワウソこつめかわうそ

Aonyx cinereusVU危急種

体長
約0.7〜0.9m(尾を含む)
見分けの決め手
世界最小のカワウソ。名のとおり爪が小さく、器用な前足で餌をつかむ。川辺や陸を群れで活発に動く。
おもなすみか
南〜東南アジアの水辺

そっくり種の見分け

1組

ラッコ と コツメカワウソ

すみかと大きさ、姿勢で一目。

項目ラッココツメカワウソ
すみか 一生を海で過ごす 川辺や陸を群れで動く
大きさ 体長1m超・体重30kg前後 1m未満・数kg(イタチ体型)
得意なこと 仰向けに浮き、石で貝を割る 器用な前足で餌をつかむ
後ろあし ヒレ状 小さな爪

出典

ガイド本文: ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org / 写真: 各カードのCommons出典リンクを参照。