ラッコらっこ

Enhydra lutrisEN絶滅危惧IB類

北太平洋沿岸に生息するイタチ科最大の海生哺乳類。冷たい海で体温を保つため密な体毛と高い代謝を持ち、貝やウニなどを腹の上で割って食べる行動で知られる。日本国内の水族館飼育数は1994年のピーク時に全国28施設・122頭に上ったが、高齢化と個体の減少により2025年1月時点で鳥羽水族館の2頭のみとなっている。IUCNレッドリストでは絶滅危惧種(EN)に指定されている。

ラッコ(参照写真)
写真: Mike Baird from Morro Bay, USA / CC BY 2.0 / 出典 / トリミング表示

いきものデータ

分類
食肉目 / イタチ科 出典
大きさ
体長 100〜130cm(オス120〜150cm・メス100〜140cm)、尾長 25〜37cm
体重
オス 22〜45kg、メス 14〜33kg
寿命
野生下 オス10〜15年・メス15〜20年(最長23年) / 飼育下 最長28年の記録
食性
肉食 肉食性で、貝類・甲殻類・ウニ類など100種以上の獲物を捕食し、食物が乏しい時は魚類も食べる。体重の25〜38%にあたる量を毎日食べる必要がある
活動
昼行性で、夜間は波の穏やかな入江で海藻(ケルプ)につかまって休む
分布
北太平洋沿岸に分布し、アラスカからカナダ・ワシントン州・カリフォルニア州、ロシア東部、千島列島に生息する。日本では北海道東岸で1980年代以降再び目撃されるようになった。 出典

いきものトリビア

  • 体毛の密度は1平方センチメートルあたり最大15万本にも達し、全動物の中で最も毛皮が密な種とされる。この毛皮が寒冷な海での体温維持を支える。 出典
  • 仰向けに浮いた状態で腹の上に石を乗せ、それを台にして貝やウニを叩き割って食べる。道具を使う数少ない哺乳類の一種として知られる。 出典
  • 群れ(ラフト)で休む際に流されないよう互いに手をつないで眠ることが知られており、海藻を体に巻き付けて漂流を防ぐこともある。 出典

会える施設

11施設 ・ 2頭

鳥羽水族館三重県1955年開園

在籍個体を確認 出典

No.0109在籍中

メイ

めい

ラッコEnhydra lutris

性別
メス
生まれ
2004年5月9日
EN絶滅危惧IB類
No.0110在籍中

キラ

きら

ラッコEnhydra lutris

性別
メス
生まれ
2008年4月21日
EN絶滅危惧IB類

アドベンチャーワールド和歌山県1978年開園

アドベンチャーワールドのWikipedia記事に飼育種として記載 出典

サンシャイン水族館東京都池袋駅(35番出口)からサンシャイン60通りを通って来館。

サンシャイン水族館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

のとじま臨海公園水族館石川県最寄り駅は和倉温泉駅。

のとじま臨海公園水族館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

マリンピア松島水族館宮城県1927年開園

マリンピア松島水族館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

海遊館大阪府1990年開園

海遊館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

宮島水族館広島県2011年開園

宮島水族館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

江の島水族館神奈川県1954年開園

江の島水族館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

青森県営浅虫水族館青森県1983年開園

青森県営浅虫水族館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

長崎バイオパーク長崎県1980年開園

長崎バイオパークのWikipedia記事に飼育種として記載 出典

鶴岡市立加茂水族館山形県JR鶴岡駅から庄内空港連絡バス湯野浜温泉行きで約40分、「加茂水族館」下車すぐ(善宝寺経由の便は停車しないため注意)。

鶴岡市立加茂水族館のWikipedia記事に飼育種として記載 出典

最新ニュース

4件

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保全ストーリー

保全ステータス

IUCNは絶滅危惧種(Endangered)に分類している。日本の環境省レッドリストでも絶滅危惧IA類に指定されている。

生息域

北太平洋の沿岸海域、特に水深15〜23m程度のケルプ(海藻)帯を主な生息地とする。

脅威

保全・繁殖の取り組み

出典

en.wikipedia.org ja.wikipedia.org

保全を応援する

推している生きものたちの毎日を、会いに行くことからちょっと応援できます。

会いに行く
訪れること自体が、施設を支える応援になります。
動物サポーター・寄付
各施設の公式サイトから、応援できる方法を探せます。
ふるさと納税
自治体運営の園では、公式情報から案内されることがあります。

よくある質問

ラッコは日本のどこで会える?
2026年現在、国内でラッコを飼育・展示しているのは三重県の鳥羽水族館のみで、メイとキラの2頭が暮らしている。かつては伊豆・三津シーパラダイスや海遊館など全国28施設で飼育されていたが、現在はほとんどの施設で非展示となっている。 出典
なぜ日本の水族館からラッコが減っているの?
国際的な保護規制の強化により新規の入手が難しくなったことに加え、既存個体の高齢化が進んだため。ピーク時の1994年には全国28施設で122頭が飼育されていたが、2025年1月に福岡県のマリンワールド海の中道でラッコの「リロ」が死亡したことで、国内飼育は鳥羽水族館の2頭のみとなった。 出典
ラッコは絶滅危惧種なの?
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種(EN)に指定されている。乱獲により一時は生息数が激減し、現在は国際的な保護のもとで個体数の回復が図られている。 出典
鳥羽水族館のラッコはどんな性格?
メイは高齢ながら食欲旺盛で、同居するキラの餌の味見をすることもある。キラは貝殻をお腹に乗せて割って食べる仕草が人気で、1日3回の給餌タイムに活発な様子を見せる。鳥羽水族館は40年以上のラッコ飼育経験を持つ。 出典

出典: aquarium.co.jp www.iucnredlist.org www.nikkei.com